大腸がん検診の重要性と検査の流れ
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)とは
ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌です。感染は主に幼少期に起こり、一度感染すると除菌しない限り胃に住み続けます。50歳以上の方では約半数が感染しているとされています。
ピロリ菌と胃がんの関係
ピロリ菌の長期感染は慢性胃炎 → 萎縮性胃炎 → 胃がんへと進行するリスクがあります。WHOはピロリ菌を「確実な発がん因子」に分類しており、日本の胃がんの約99%にピロリ菌の関与があるとされています。
当院での検査方法
- 血液検査(抗体法) — 採血で手軽に検査可能
- 尿素呼気試験 — 呼気を分析する高精度な検査
- 便中抗原検査 — 非侵襲的で精度の高い検査
- 内視鏡時の迅速ウレアーゼ試験 — 胃カメラと同時に検査
除菌治療の流れ
1次除菌
3種類の薬を1日2回、7日間服用します。成功率は約70〜80%です。
除菌判定
服薬終了後4週間以上あけて、呼気試験等で判定します。
2次除菌
1次除菌で除菌できなかった場合、薬の組み合わせを変えて再度治療します。2次除菌の成功率は約90%以上です。
除菌後も定期検査を
除菌に成功してもリスクがゼロになるわけではありません。年に1回の胃カメラで経過観察をおすすめします。当院では検査から除菌、除菌後のフォローまで一貫してサポートしています。